エンパスとはどんな気質かって知っていますか?
ずば抜けた共感力を持っている人のことです。人並み外れた共感力を持ち、人の感情やエネルギーに敏感で、桁外れた空気を読む才能を持っている人のことです。
もう少し具体的に挙げると、
・相手に合わせるのが得意
・他人の悩みを自分のことのように感じて一緒に悩む
・他人の嘘が分かる
・自分でも気付かぬうちに、他人の隠された意図を汲んで行動してしまう
・相手が何も言わなくても本音に勘付く
・残酷なニュースは辛くて見られない
・悪口を聞いているだけで具合が悪くなる
・人の話しを聞いているとまるで実体験のように感じる
・人が怒られていると、自分が怒られているように辛い
・小さな物音で起きるほど眠りが浅い
・人混みや満員電車が苦手
このような特徴があります。
ですが、エンパスは病気ではありません。日本人は5人に1人はいるので、珍しくはないのです。
最初エンパスという言葉を聞いて、当てはまっていることも多かったのですが、自分がエンパスとは受け付けられなかったのです。だから、私は違うと思い込ませていました。ですが、過去を考えてみると、エンパスだと思わざるを得ませんでした。
エンパスの人は、慢性的な疲労感を感じるとも言われています。
睡眠障害や肩凝り腰痛などの筋肉の凝りがあり、脳の慢性的な疲労感があるようです。
まさにその通りで、新入社員の頃はとにかく疲れ果てていました。満員電車で朝からぐったりして、仕事場でも自分のデスクで仕事しないで、端っこのテーブルに仕事道具を持っていき人から離れて仕事していたのを思い出しました。夜は眠れないので常に寝不足でした。
また、誰かしら私に色々な話しをしてきます。人の話しを聞くことが多いので聞きたくない話もたくさん聞きました。そのせいで社内の不倫事情はほとんど知っていましたので、もう上司というより、動物にしか見えませんでした。その不倫事情で仕事回っているのも見えてきて、この仕事をする場合はこのルート、とか、そんなどうでもいい気の使い方をしなければならず、世のため人のためと思っていい仕事をしたいという思いは崩壊しました。100人以上を引きいている課の上司に飲み会の席であり得ない発言をされたので、「不倫をバラしてやる。」と呟いたら、その後仕事中に呼び出され、「俺の不倫をバラさないでくれ。」と頭を下げられ異動させられた時には、正社員で総合職で働くことに対しても虚しさしか感じなくなりました。
色々な事情が分かってしまい、それに対して気を遣い過ぎてしまうので、人の多い職場には限界を感じるようになりました。知らなくていいことまで知ってしまい、普通にその方と話すことさえしんどくなるのです。そして、エネルギーが枯渇して退職した経験は忘れられません。
私がその後やって楽しかった仕事は、訪問介助(介護)の仕事でした。ほぼ、利用者さんとしか会わなくて済むのです。エンパスは共感力が大事な介護の仕事には合っていると思いますし、職員とは会わなくていいので余計なことを考えなくて済むのです。相手に対して良い対応をすることに集中できたのでとても良かったです。
他に心地良かったのは、海外生活です。言葉が通じないから人と話さなくて済むのです。身振り手振りで生活に必要なことは何とかなりますから、余計な感情に振り回されなくて済むのです。軽い会話で楽しくいられるのです。
今思うとエンパスを受け入れて早く対処していれば、もっと気楽に生きられたのかもしれません。
ですので、エンパス気質を持っている方は、エンパスを受け入れて、エンパス気質の人が向いている職を探すと生きやすくなるのかもしれません。
エンパスに向いている職業とは、医療従事者、カウンセラー、保育士、占い師、などのようですね。
自分の人生に納得できますね。介護福祉士になったこともそうです。今はパワーストーンヒーラーになり、人生を生きやすくするお手伝いをしています。自分を知ること、受け入れること、大事ですね。(^^)