私がスピリチュアルに興味を持った理由は、守護霊の存在や、ご先祖様を感じた経験があるからです。
ご先祖様を感じた出来事というのは、
独身時代のある時、急に母のご先祖様のお墓参りに行きたくなりました。ですが、祖父は私が生まれる前に亡くなっていますし、祖母はいません。(祖父と祖母は離婚されています。)
母は色々な事情や、お墓も遠方にあるのもあり、ほとんどお墓参りが出来ていませんでした。私も子供の頃に祖父のお墓参りに行ったことがありませんでした。
私は父方の祖父母のお墓参りには定期的に行くようにしていましたので、母方のお墓参りにも行きたくなったのです。母に連絡を入れ、突然に母に祖父のお墓参りに行きたいから場所を教えて欲しいと尋ねました。すると、母からちょうど仏壇の掃除をしていたら、仏壇の下の台が逆さになっているのに気が付いたの、これは何かあると思っていた所に貴方から電話がきて、これで分かったわ、とのことでした。
偶然か必然は、一致した出来事に2人でビックリしたので、母と2人でお墓のあるお寺に電話をしてお墓参りにはるばる行くことにしました。
すると、お墓が傾いてしまっていました。いつ傾いてしまったかまでは不明でしたが、お寺の住職様からお墓を直さないといけないとお聞きしました。
費用もかかりますが、私と母で色々な都合でお金を準備出来たので、無事にお墓を立て直していただくことにしました。
そして、お墓の立て直しが済み、高速バスではるばるお経を上げにお墓へ向かいました。現地に着くと、それまで普通に晴れていたのが、住職様がお経を読んでくださっている間に、物凄い風が吹き、木々の音や風の音がゴーゴーとするのです。それは何と言っていいのでしょうか、寒くもなく嫌な感じの風ではなく、何かを伝えたいのではないかと思う心地の良い強風なんです。なので、これはご先祖様がきているんだな、とご先祖様の存在を知る経験になりました。そして、お経が終わると、すっかりまた普通の晴れた空に戻りました。
全てが終わった時、母と私とで、風が凄かったね、目を丸くした出来事です。母の再婚相手の方も一緒に来てくださっていたので、同じく目を丸くして驚いていました。
私はこの風は、ご先祖様がお墓を直してくれてありがとうとお礼を言ってくれていると感じました。母と相方さんもそれぞれの思いがあるようです。
その後も強風や心地良い風を感じる時は、ご先祖様が見守ってくれて応援してくれている、と思うようになりました。