宗教とスピリチュアルの違いについて説明したいと思います。
私はあるキリスト教系の宗教を信仰していた時期がありました。
今は辞めて無宗教ですが、神様は信じています。
そんな私がこのスピリチュアルの世界に入ったのは、宗教では限界があると感じたからです。宗教では解決できず、宗教は宗教法人という人間界の法律の中で存在している団体であり、お金を集める手段に経典があるとさえ感じてしまったからです。(お金を集めることが悪いとは言いませんが。)
そして、恐怖信仰がいかに多いことか。これをしたら神の罰がある、これをしてはいけない、こうすべき、そんなことに縛られすぎて、人生そのものが我慢大会のように感じてしまいました。その教えの何が正しいのかさえ分かりませんでした。言われた通りにしなければ人から裁きを受けるのです。段々と依存的になり、言われるがままに従うことが良しとされ、素晴らしい信仰者の証、そして誰もが皆同じようなことしか言わなくなり、そんな方々を見ていたら、残念でならなかったのです。
宗教を信仰するということは、神様・教祖様に対して絶対従順であり、依存して生きることだと思ったのです。ですが私は、神様はそんなちっぽけな存在ではない、そう思ったから辞めました。
その後も私は心のどこかでずっと神様を求めていました。
そして出会ったのがこのスピリチュアルな世界です。
スピリチュアルとは、自分の魂の声に従って生きることそのものが、神様が望んでおられること、そして、善も悪も神様が自分を成長するために用意してくれたことであり、その経験を通して魂を成長させることこそ人生の目的だということでした。
人は体験しないと心の底から成長することはできないものです。聞いた話で、体験したことのよう感情揺さぶられることはないのです。だからこそ、魂を成長させるためには、色々な体験が必要なのです。そのための人生だということです。
これを聞いた時、全ての体験が私の成長のためであり、乗り越えられる力があるからこそ与えられたんだと思えて、とても穏やかな気持ちになれました。
誰でも、多かれ少なかれ辛い経験はあると思います。そんな経験も全て乗り越えられるから与えられたことであり、魂の成長のためだと思ってみてください。有難いことだと思えるようになりませんか?私は少なくとも心が軽くなりました。
スピリチュアルと宗教の違いは何となくご理解いただけたでしょうか?
人は何を信じても自由です。でも、依存的では無く、自らが考えて行動できるような人間であってほしい、それを神様望んでおられるのではないか?そんな風に私は思います。